イロトリドリの子どもたち 177人元気いっぱい JJS幼稚部運動会
ジャカルタ日本人学校(JJS)幼稚部の運動会が5日、校内グラウンドで開かれた。ことしのテーマは「イロトリドリの世界」。年少組と年長組で構成された黄、水色、緑、ピンク、赤、黄緑の全6チームの園児177人が参加。天候にも恵まれ、元気いっぱいにグラウンドを駆け回った。
全園児によるお遊戯では、年少、年長園児たちが、パラバルーン(円形の布を使ったお遊戯)を披露。6色のパラバルーンが音楽に合わせて舞うたびに、保護者席から歓声が上がった。
親子競技の「いらっしゃーい☆日本をめぐるゆかいななかまたち」と「あらびあんないと」では、園児と保護者が協力しながらゴールを目指した。
最後に行われた年長組によるリレー「TSUNAGU~心をひとつに~」で会場のボルテージは最高潮に達した。はだしの園児たちが力いっぱい走る姿に、保護者たちの写真撮影にも熱が入った。
閉会式では黄緑チームが「応援大賞」に輝いた。また、赤チームは「一生懸命だったで賞」、緑チームは「元気が良かったで賞」、ピンク組は「笑顔がすてきだったで賞」、水色チームには「かっこよかったで賞」、黄色チームは「元気が良かったで賞」がそれぞれ贈られた。
年長組の駆けっこ「TK戦隊 走るんジャー!」で2位になった田中健太ちゃん(5)は「勝てなかった! 小学生になったら勝ちたい!」と話した。一方、母親の文恵さんは「息子が思ったより駆けっこが遅くないんだなと知って、驚いた。楽しそうで良かった」と目を細めた。(高地伸幸、写真も)