コモド島閉鎖取りやめ 年入場料1400万ルピアに
インドネシア政府はこのほど、世界最大のオオトカゲ、コモドドラゴンの保護などを目的に、2020年に予定されていた東ヌサトゥンガラ州コモド島の閉鎖を中止すると発表した。地元メディアが報じた。
政府は保護や生息環境の改善のために閉鎖を予定していたが、地元住民や観光業界に配慮した。今後、観光客数を制限しながら、環境を整備していく。
ルフット・パンジャイタン海事調整相によると、同島の入場券は1年間有効の会員制となり、料金は1人1400万ルピアの予定。「世界遺産のコモド島を守るために、観光客には高い入場料を求める」という。(小山倫)