晴天の下 初の運動会 開校記念、成果を発揮 CJS

 4月に開校したチカラン日本人学校(西ジャワ州ブカシ県デルタマス、CJS)は28日、第1回目の開校記念運動会を開いた。晴天に恵まれ、児童らは練習の成果を披露することができた。

 各学年のかけっこでは皆一生懸命走った。組み体操を取り入れた中学部全員による「発信」では、ピラミッドを作り上げた瞬間、歓声と拍手がわき上がった。借り物競走では「サングラスをかけている人」や「教頭先生」など、指定された人を探し、ゴール目指して走りきった。最後のリレーでは全員でバトンをつないだ。
 応援賞や玉入れ賞を受賞した赤組が総合優勝を果たした。
 団長を務めた中学部2年1組の山本哲士(のりただ)さん(13)は「(応援合戦などで)練習の成果が出て良かった。家ではおなかから声を出す練習をしてきた」と話した。
 リレー賞を受賞した白組で、団長を務めた中学部1年1組の高見直希さん(13)は「受賞したトロフィーの数は関係ない。賞の受賞は、白組みんなで勝ち取った成果。競技を楽しむことができた」と語った。
 借り物競走などに参加した酢谷昌義校長は閉会式で「(生徒たちは)勝っても負けても、最後まで全力を尽くした。勝ち負け以上に競技に真剣に取り組む生徒たちの姿は観客を魅了した」と話した。
 CJSはブカシ県近郊に住む邦人が増加していることを受け、ことし4月に開校した。現在の生徒数は62人で年内中の増加も見込む。(平野慧、本間太郎)

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