フェアモントで創作料理 ジャカルタと日本 食の出会い

 日本の食文化を織り交ぜた創作料理を提供するイベント「When Jakarta Meets Japan(ジャカルタが日本と出会うとき)」が18日、中央ジャカルタ区スナヤンのフェアモント・ホテルで始まった。21日まで。同ホテル内のレストランやバーで、3人の日本人シェフらが監修した料理やカクテルを楽しめる。
 イベントの目玉の一つは同ホテル22階のビュー・レストランによる「ガストロノミック・ディナー」。前菜の高知県産のフルーツトマトやエゾアワビ、メーンディッシュの鹿児島黒牛など8品が振る舞われる。同ホテルの日本食料理店「千秋」のシェフ、坂本竜也さんがメニューを監修した。1人200万ルピア。 
 1階のカフェ「ピーコック・ラウンジ」は、スイスホテル南海大阪(大阪市難波)の中村友樹さんが監修したアフタヌーンティーを提供する。日本の食材を取り入れた洋菓子や抹茶が楽しめる。2人分のお菓子と抹茶付きで、58万8千ルピア。
 イベントのハイライトは20日午後7時から22階のバー「K22」で開かれる「ナイト・イン・東京・パーティー」。東京・銀座のバー「ミクソロジー・サロン」のオーナー、南雲主于三(しゅうぞう)さんがバーカウンターに立つ。玉露やほうじ茶など、日本茶を使った創作カクテルが楽しめる。歌手の加藤ひろあきさんによるライブや、和太鼓のパフォーマンスもある。入場料はワンドリンク付きで30万ルピア。
 フェアモント・ホテルは世界各国の食文化を取り入れたイベント「When Jakarta Meets」を、2017年から毎年開催している。ことしは東京とジャカルタの姉妹友好都市交流30周年にちなみ、日本が選ばれた。
 予約、問い合わせは同ホテル(メールdiningreservations.jakarta@fairmont.com、☎021・2970・3333)まで。(高地伸幸、写真も)

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