話し合い中断 難民デモ続行へ UNHCR代表欠席

 早期の第三国定住を求めてデモを行っている難民と、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)代表者らによる2回目の話し合いが13日、中央ジャカルタ区のジャカルタ特別州所有のビルで開かれた。しかし、UNHCRインドネシア事務所のトーマス・バーガス代表が欠席したことから、難民側が話し合いを拒否。同区のUNHCR事務所前でデモを再開した。
 「バーガス代表以外との話し合いはありえない」。デモを主導しているアフガニスタン出身のザビフッラー・フセイニさん(27)が、声を上げた。バーガス代表の代理として出席したジュリア・ザイコフスキー氏は「代表から質問の内容と回答を引き継いでいる」と説明したが、難民らを納得させることはできなかった。参加者から「代表を出せ」などのシュプレヒコールが上がると会場は一気に殺気立ち、話し合いは10分足らずで打ち切られた。
 難民らは9日に行われた第1回目の話し合いで、第三国定住の機会が家族帯同の難民に優先され、単身者が後回しにされていることなどを主張し、その理由の説明を求めていた。それに対してバーガス代表は、13日の話し合いで回答すると約束していた。
 ジュリア氏は話し合い後、じゃかるた新聞の取材に対し、「デモ参加者の各民族の代表者から連絡先を聞き、個別に説明の機会を設けたい」と今後の方針を語った。バーガス代表から引き継いだ回答の内容については答えなかった。
 UNHCR事務所前で取材に応じたフセイニさんは、話し合いを切り上げた理由について「(ジュリア氏は)今回が3回目の話し合いだと勘違いしているなど、代表からしっかり引き継ぎを受けていない印象を受けた」と説明。また、各民族の代表者に対して個別に説明の機会を設けるとするジュリア氏の考えついて「検討する余地はあるが、われわれはあくまで一枚岩だ」と話し、バーガス代表との直接対話を求める考えを強調した。(高地伸幸、写真も)

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