よさこいに600人参加 17回目、26チームが踊り披露 スラバヤ
東ジャワ州スラバヤ市トゥンジュガン通りのスラバヤ博物館前でこのほど、第17回スラバヤよさこい祭りが開かれた。
在スラバヤ日本総領事館とスラバヤ市、高知市の共催。高知市とスラバヤ市の姉妹都市関係を原点として、2003年から実施されている。ことしは一般道で実施されたこともあり、多くの観客がよさこい踊りを一目見ようと会場に詰めかけた。
約100人の子どもたちによる、東ジャワの伝統舞踊レモ踊りのパフォーマンスで開幕した。開会式には、谷昌紀在スラバヤ日本総領事やトリ・リスマハリニ(通称リスマ)スラバヤ市長らが出席した。谷総領事は「よさこい祭りがスラバヤ市民の心に深く浸透している」と述べ、「インドネシアの若い世代が高知や日本の文化に関心を抱いてくれることは喜ばしい」と語った。
よさこい踊りのコンテストでは、子どもの部13チーム、および大人の部13チームの計26チーム、約600人の踊り子が集まった。色鮮やかな衣装をまとい、よさこい踊りの曲に合わせてオリジナリティーあふれる踊りを披露した。
総合優勝は、チャンディック・アユ・Cチーム(大人の部)。バロン(聖獣)のお面を使い、インドネシアの伝統文化とよさこい踊りを融合させた。表彰式では、賞状およびトロフィーのほか、優勝旗が授与された。(平野慧)