桃田、永原ら11人が意気込み インドネシアOP バドきょう開幕、21日決勝

 世界トップレベルが参戦するバドミントンの国際大会「ブリブリ・インドネシア・オープン2019」が16日、中央ジャカルタ区スナヤンの室内競技場イストラ・スナヤンで開幕する。15日に同競技場で開かれた記者会見では、11人の選手が意気込みを語った。決勝は21日。
 男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスの全5種目に、世界20カ国・地域から236選手たちが参戦する。
 日本からは、15年、18年に優勝し、男子シングルス世界ランキング1位の桃田賢斗、リオデジャネイロ五輪金メダルのベテラン女子ダブルス髙橋礼華、松友美佐紀ペア、急成長を遂げ、ことし4月から世界ランク1位となった女子ダブルス永原和可那、松本麻佑ペアなど、注目の選手たちが出場する。
 2018年9月から世界ランク1位を守り抜いている桃田選手は15日の会見で「ほかのグレードの試合とは違って、みんなが勝ちたい大会だと思う。そこで自分もしっかりと結果を残せるように頑張っていきたい」と語り、「目標は優勝」と意気込んだ。
 桃田選手はインドネシアでも人気が高い。他国と比べても熱い観戦で知られる国内での試合については「インドネシアのファンの方々はすごく熱狂的で、試合をしていて楽しい」と話し、応援を味方につけたいとした。
 世界ランク1位の女子ダブルス永原選手は「オリンピックレースの中でも大事な試合になると思うけれど、考えすぎてしまうと空回りをしてしまいそうなので、この舞台で戦えることを楽しみながら一戦ずつできたら」と語った。
 観戦チケットはすでにブリブリ・コム、チケット・コムで販売を開始しており、大会期間中は会場のチケットボックスで直接購入も可能。価格は2万5千ルピアから。
 2020年東京五輪の出場権を争う1年間の長いレース中でもあり、ひときわ熱い戦いになりそうだ。同大会の格付けは、ツアーファイナル以外で最も高い「スーパー1000」。世界ランクに関わる獲得ポイントが高いことに加え、賞金額はことしのワールドツアーで最も高い125万米ドルとなっている。(上村夏美、写真も)

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