今度はライスボウル 西ジャカルタ 大統領の長男次男がオープン

 ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領の長男ギブラン・ラカブミンさん(31)と次男、カエサン・パンガレップさん(24)は6月18日、西ジャカルタのタンジュン・ドゥレンにライスボウル(丼物)店「マンコック(Mangkokku)」をオープンした。
 7日午後1時半ごろ同店を訪れたところ、約60席の店内は満席で、店の外では20人程度が順番待ちをしていた。客層は家族連れや10代~20代前半くらいの若者が多かった。同店の店員によると店の客入りは非常に多く、1日に700杯販売した日もあるという。

 マンコックは「私のおわん」を意味し、メニューは丼物が4種類。甘辛く煮込んだ牛の胸肉に温泉卵をトッピングした「マンコック・ブリスケット・オニオン・ウィズ・オンセン・エッグ」(5万4千ルピア)や、薄くスライスした牛タンにサンバル・マタ(刻んだ赤トウガラシや玉ねぎをライムで和えたサンバル)を添えた「マンコック・オックスタン・ダブ」(4万9千ルピア)などが人気だ。

 カエサンさんがことし4月にオープンさせたコーヒー店「トゥルナ・コピ」のコーヒーメニューも取り扱っている。また、電子決済プラットフォームの「オフォ(OVO)」「ダナ」「リンクアジャ」にも対応させた。 

 ギブランさんは衣服ブランドやマルタバック店「マルコバル」など、カエサンさんはコーヒー店「トゥルナ・コピ」や揚げバナナ店「サン・ピサン」などをそれぞれ手広く経営している。(高地伸幸、写真も)

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