ファミリー向けAXIA 豊田通商 2020年開業目指す

 豊田通商は26日、西ジャワ州ブカシ県リッポーチカランで、サービスアパートメント「AXIA」の第3棟、第4棟建設の地鎮祭を行なった。 部屋数はいずれも150室ずつで、全300室。第3棟は2020年末、第4棟は22年春ごろの開業を目指す。
 同アパートメントはことし4月のチカラン日本人学校(西ジャワ州ブカシ県デルタマス、CJS)開校などに伴い、同地域で高まるファミリー向け住宅のニーズに応える形で建設が決まった。すでに開業している単身者向けの第1棟、第2棟に入居している一部のクライアントからも要望が出ているという。
 同サービスアパートメントを運営する「TTLレジデンシーズ」の森田伸太郎社長は、同地におけるファミリー向け住居の需要が追いついていないと話し、「これから赴任する人や単身赴任している人に、家族でチカランに住むという選択肢を提供できれば」と期待を寄せる。
 同アパートメントは 豊田通商と現地法人が100%出資する「豊田通商リアル・エステート・チカラン」が開発。運営を豊田通商グループ、トヨタホーム、東急不動産インドネシア、リッポーグループが共同出資する「TTLレジデンシーズ」、設計・施行を竹中工務店が担当した。(高地伸幸)

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