イ人若手起業家 最多の16人修了 アリババ主催研修
アリババビジネススクールと国際貿易開発会議(UNCTAD)が主催し、発展途上国の若手起業家を育成する研修プログラム「イーファウンダー・フェローシップ」が2~12日、中国杭州にあるアリババグループの本社で開催された。地元メディアが報じた。
第6回となる今回は東南アジア6カ国から48人の若手起業家が11日間の研修を修了。そのうちインドネシア人は参加国中最多の16人だった。インドネシア人参加者の業種は電子商取引(EC)が7人と最多。ビッグテータ4人、フィンテック3人、ビッグデータと旅行が各1人だった。
プログラムは国連貿易開発会議の特別顧問を務めるアリババグループ創業者ジャック・マー氏が2017年11月に開始。国連が掲げる開発目標「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の実現に向け、発展途上国で、持続的なデジタル経済の発展に貢献する若手起業家を育成することを目的としている。(高地伸幸)