住商、宅配市場に参入 新ブランド「QRIM」 グラブと業務提携

 住友商事は20日、同社が出資する物流会社レカ・チャクラブアナ・ロジスチック(RCL)が、二輪配車大手グラブと宅配事業に関する業務提携契約を締結したと発表した。新ブランド「QRIM(キリム)・エクスプレス」として、国内で成長するC2C(消費者間取引)宅配市場に参入する。
 住友商事は昨年、リッポー・グループと宅配事業の共同展開で覚書を締結、同グループ傘下RCLの株式を取得していた。
 提携でグラブの宅配サービス「グラブ・エクスプレス」の輸送網を強化する。GPSや地理情報システム(GIS)を活用し、集荷場所の最も近くにいる運転手に顧客オーダーに合わせた集荷・配送指示を伝達、業務効率を高める。
 両社の運転手を組み合わせ、ジャボデタベック(首都圏)、西ジャワ州バンドン、東ジャワ州スラバヤ、ジョクジャカルタ特別州、北スマトラ州メダン、南スラウェシ州マカッサル、中部ジャワ州スマランの7地域で展開する。小包一つの小口配送から対応し、他の宅配業者と差別化を図る。
 C2Cは一般消費者同士がインターネット上で契約や決済を行い、モノやサービスを売買する電子商取引(EC)の一種。国内の代表的なプラットフォームとしてトコペディアがある。付随する宅配需要は近年急拡大しており、グラブも事業拡充を進めていた。
 RCLのラヒム・タヒル最高経営責任者(CEO)は文書で、「配送サービスと電子マネーOVO(オフォ)による決済サービス、グラブのサービスを効率的、効果的に統合する」と述べ、今後も事業を拡大していく姿勢を示している。(大野航太郎)

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