生活風景紹介の動画制作 UI留学の日本人学生
インドネシア大学(西ジャワ州デポック市)に留学中の2人の日本人留学生がこのほど、留学生の生活風景を紹介する動画を制作した。「これから東南アジア圏への留学を志す学生や、インドネシアで生活を始める人に少しでも役立ててもらえたら」という思いで作った。
「あなたの留学先の選択肢が増えるかも!?」のタイトルの動画では、朝の通学やキャンパス内での様子など留学生の1日を紹介。配車サービスのゴジェックや、首都圏専用電車(KRL、コミューター)に乗車して出かけたり、休日に旅行したりする場面も映されている。
インドネシア語の字幕も入れて、インドネシア人の学生たちにも見てもらえるようにした。
動画を制作したのは創価大学法学部4年の脇田萌波さんと、山梨県立大学国際政策学部4年の中村優花さん。2人によると、東南アジアに留学することを考える学生は増えているが、インドネシアに交換留学に来る学生は減っている大学もあるという。
「他の国にはない学べることがあるのに、それが日本に伝わっていない」と感じて今回の取り組みを開始。1カ月かけて製作したという。
留学中は、さまざまな背景がある文化や宗教、生活に欠かせないインドネシア語など多くのことを学んだ。電子決済の発達など、想像していた以上に発展している部分も見つけた。
動画では学生にとってイメージしづらい部分があるインドネシアの魅力を、約10分間で伝えることに注力した。
動画はhttps://youtu.be/wN5WnDp9INAで閲覧できる。「ちか友留学生活2019」という、世界中の留学生が留学生活を発信する動画コンテストにも応募している。(平野慧、写真も)