プラボウォ氏 「不正選挙だ」 外国メディアに会見

 野党の大統領候補プラボウォ・スビアント氏は6日、南ジャカルタ区クルタヌガラの自宅に外国メディアの記者らを招いて会見し、「不正選挙(の結果)は受け入れない」と、大統領選挙での不正と自身の勝利をあらためて主張した。
 プラボウォ氏は5年前の大統領選でも不正行為を主張して憲法裁判所に提訴し、今回も開票速報での敗北を認めていない。
 同氏は「2014年は国のためだと思って受け入れたが、今回の不正は度が過ぎる」と主張。1986年にフィリピンのマルコス独裁下で起きた不正選挙と政権を打倒した民衆の「ピープルパワー革命」を引き合いに出し、「インドネシアで今同じこと(不正選挙)が起きている」「民主主義こそ真実だ」と息巻いた。
 22日に発表される選挙の公式結果次第では、アミン・ライス元国民協議会(MPR)議長を筆頭に「ピープルパワー」の民衆運動を展開する構えだ。
 会見に同席したリザル・ラムリ前海事調整相は、候補者による金のばらまきや開票結果の操作などの不正を指摘した上で、投開票作業にあたった選挙委員500人以上が亡くなった問題にも触れ、「ジョコウィ側の圧力」が原因とする持論を展開。「(選挙委員は)ジョコウィを勝たせるために違法なことをせねばならず、肉体的・精神的なプレッシャーがあった」などと批判した。
 一方、副大統領候補のサンディアガ・ウノ氏は「市民は公正な選挙を望んでいる」などと無難な発言をするにとどまった。
 プラボウォ氏宅に隣接するスペースでは「不正」を立証すべく、ボランティア約75人が24時間体制で独自の再集計作業に臨んでいる。(木村綾、写真も)

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