ジョクジャ空港開港 シティリンク便就航 ハリム発着1日1往復

 ジョクジャカルタ国際空港が6日、インド洋沿岸のジョクジャカルタ特別州クロンプロゴ県に開港した。国営ガルーダ・インドネシア航空子会社の格安航空(LCC)シティリンクの東ジャカルタ・ハリム空港発着便が就航。古都の新たな空の玄関として、過密状態が続くアディスチプト空港(同州スレマン県)の代替空港となることが期待されているが、現時点では1往復便のみ。年内の全面稼働を目指す。
 着陸一番機は、エアバスA320型機(乗客96人)のシティリンク便。ハリム空港を午前11時半に離陸し、午後12時15分に到着した。ジョクジャカルタ空港発は午後1時10分、ハリム空港には同2時15分に着陸した。1日1往復。
 運賃は同3往復のハリム~アディスチプト便と同じで平日98万ルピアほど。他にライオンエアなどが近く就航する予定。レバラン(断食月明け大祭)帰省の利用を見込む。
 敷地面積は587・2ヘクタール。滑走路は長さ3250メートル、幅45メートル。国内、国際便の全施設稼働は年内、全工程完了は来年7月を目指す。エアアジアやシルクエアの乗り入れが予定されている。
 年間収容能力は1400万人で、170万人のアディスチプト空港の約8倍になる。アディスチプト空港の18年の利用客は前年比7%増の830万人に達し、超過密状態になっていた。新空港は16年、土地収用をめぐる訴訟が最高裁判所で決着し、同年11月に着工した。
 アクセスは当面、空港から約4キロの州境にあるウォジョ駅(中部ジャワ州プルウォルジョ)発着の無料シャトルバスを運行する。同駅には東ジャワ州スラバヤや中部ジャワ州ソロなどからの長距離列車が停車するため、鉄道客の取り込みを図る。
 他にも新空港からアディスチプト空港や中部ジャワ州マグラン、チラチャップ、プルウォクルトなどを結ぶバスを運行。将来的には、中部ジャワ州マグランにある世界遺産ボロブドゥール寺院と空港を結ぶ高速道路建設などの構想もある。
 国営空港管理第1アンカサプラによると、沿岸部にある国際空港として災害対策を強化した。海岸からは1・2キロ離れており、滑走路は海面から7・4メートル、ターミナルビルは9・25メートルの高さにあり、マグニチュード8・8クラスの地震にも耐える強度を持つとしている。1日3回、専用車で滑走路に堆積する砂を除去するという。(蓜島克彦)

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