浄水施設を整備  草の根無償協力 バリ州

 日本政府が2016年度の「草の根・人間の安全保障無償資金協力」の枠組みにより支援した、「バリ州タムラン村における浄水施設整備計画」が完了した。3日、同地で浄水設備の引き渡し式が行われた。
 計画は17年3月に日本政府がミトラ・マンディリ財団に対して、6億5268万2428ルピアを供与して進められた。同村では住民が口にする飲料水の水質に課題があった。浄水設備を整備することで、清潔で安全な飲料水を飲むことができ、住民の生活環境改善が期待される。
 式には在デンパサール日本総領事館の千葉広久総領事や在インドネシア日本大使館の吉田一穂2等書記官、インドネシア側からイルフィン・ギノ・ラティフ・スリオネゴロ、ミトラ・マンディリ財団代表などが出席した。(平野慧)

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