小学1年4人が仲間入り BJS入学式

 西ジャワ州のバンドン日本人学校(BJS)は12日、入学式を開き、新たに4人の仲間を小学部に迎えた。保護者や先生らが温かい目で見守る中、新入生小学部1年の太田紗月さん、中村維吹さん、中村有希さん、馬場まりなさんが新たなスタートを切った。                 

 榊勉校長は式で「学校はとても楽しい所。グラウンドにあるジャングルジム、鉄棒、ブランコもみんな君たちのものです。明日から元気に学校に来て、たっぷり楽しんでください」と新入生に声を掛け、保護者らには「児童生徒とともに汗をかき、感動を分かち合い、成長に涙する、そういう教職員集団でありたい」と語った。
 学校運営委員長の平川征二郎さんは「いっぱい勉強して努力をして賢くなってください。同時に豊かな気持ちを育んでくださいね」と述べ、児童生徒会会長の青木瑛杜アリフさんは「もし、学校について分からないことがあったらお兄さんお姉さんに聞いてください。すぐに教えてくれますよ。みなさんは、きょうからバンドンファミリーの一員です。世界で一番仲のよい学校を作っていきましょう」と言葉を掛けた。
 新入生の4人は、舞台に上がってそれぞれ頑張りたいことを発表。太田さんは「インドネシアのお友だちをたくさんつくりたいので、インドネシア語を覚えたい」、中村維吹さんは「1回も休まないで学校に行きたい。5分間走でお兄ちゃんを抜きたい」、中村有希さんは「のぼり棒を頑張りたい」、馬場さんは「国語と算数を頑張りたい」と元気よく述べた。
 太田さんの父、大輔さん(37)は「のびのびとおおらかに育ってほしい」、中村維吹さんの母、和希さんは「集団生活になれて楽しく生活してもらえれば」、中村有希さんの父、和弘さん(44)は「人前で堂々と話して、自分の意見をきちんと言える、そういう子に育ってほしい」、馬場さんの母、なつきさんは「先生のことをよく聞いて、お友だちをたくさんつくって楽しんでもらえれば」とわが子の成長に期待を込めた。
 日本大使館の安東義雄総括公使らも出席した。(上村夏美、写真も)

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