アホック氏、大阪で投票 「1」ポーズ PDIP支持を呼びかけ
アホック元ジャカルタ特別州知事は14日、滞在先の大阪で大統領選・総選挙の在外投票に臨んだ。インスタグラムに投稿した写真では候補者番号「1」のポーズでジョコウィ大統領に投票したことを示し、ユーチューブを通じて闘争民主党(PDIP)への投票も呼びかけた。
アホック氏は宗教冒とく罪で禁錮刑を受け、ことし1月に約2年ぶりに出所。その後、PDIPへ入党したが、表舞台には姿を見せず、ユーチューブチャンネルを開設したり、外国を訪れたりしている。関係者によると、日本へは観光目的で訪れていたという。
13日には「なぜ私がPDIPを選んだか」と題する動画を投稿。今回の選挙戦はイデオロギーの戦いでもあるとし、パンチャシラ(建国5原則)や1945年憲法、国是「多様性の中の統一」を尊重しているPDIPを選ぶべきだと主張、「私を信じるならば、PDIPが国会で3割の議席を獲得できるよう、PDIPを選んでください」と力強く呼びかけた。 (木村綾)