昆虫採集の邦人3人拘束 ブンクル州 入管法違反容疑

 インドネシア・スマトラ島のブンクル出入国管理事務所は、ブンクル州ルジャンルボン県でチョウなどの昆虫を無許可で採集していたとして、邦人男性3人を出入国管理法違反(資格外活動)などの疑いで摘発したと11日、発表した。日本へ強制送還する方針。3人は入管施設に拘束されており、このうちインドネシア在住の男性(50)が同日、じゃかるた新聞の取材に応じ、採集に関する許可は得ているとして「(入国管理局との間で)認識の違いがあった」と話した。
 男性によると、自身のほか拘束された男性2人は、いずれも日本から来た71歳と29歳。2人は昆虫を採集しようと4日に入国、11日に帰国予定だった。5日からジャンビ州を訪れ、8日はブンクル州ルジャンルボン県に入った。同日夜に採集をしているときに、地元警察に拘束されたという。
 日本から来た男性2人のうち、1人は昆虫が専門の元研究者、もう1人は昆虫のコレクター。採集に当たり、網や昆虫を入れる容器などを持ち歩いていたという。
 ブンクル入管事務所によると、3人は短期ビザと到着ビザ(VOA)しか取得していなかった。
 取材に応じた男性は、昆虫採集には地元と警察の許可が必要と認識し、許可を得ていたと語る。一方、入国管理局からは「入管局の許可も必要」と説明されたという。
 男性は「趣味の採集で日本から来たので、観光の範囲に入ると思うが、入国管理局から許可が必要と聞き、入管と自分の間に認識のずれがあった」と話した。この男性はこれまでもインドネシアで昆虫採集の経験を持ち、警察と地元の許可を得て活動していたが、「今までは問題なかった」と述べた。
 在インドネシア日本大使館は「事実関係を確認中」としている。(木許はるみ)

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