【スラマットダタン】 「元気いっぱい向き合う」 スラバヤ日本人学校校長  岩渕初生さん

 「薫風香る日本から灼熱(しゃくねつ)の国にやってきた」――六日、スラバヤ日本人学校(SJS)校長に岩渕初生さん(六四)が着任した。オランダ・アムステルダムに次ぐ二度目の海外赴任。文部科学省の「在外教育施設シニア派遣教員」として、インドネシアにやってきた。
 「外国から日本を見たい」と思い、大学で英文学を学んだ。卒業後、初任地の九州で一年間、大阪府東大阪市で三十七年間、中学の英語科教師として教壇に立ってきた。
 これまで自分にとって海外といえば、米国や欧州といった西洋諸国。だが、時代は変わり、「アジアの中の日本」を考えるようになった。「アジアと日本の関わりがいかに大切かを自分の目で確かめてみたい」
 SJSの大半の児童・生徒たちには、帰国してから、日本の受験戦争が待っている。それに通用する学力、体力、精神力が絶対必要。第一義の勉強をしっかりして、一年中泳ぐことができるプールなどで体力を養ってほしいと願う。
 日本では、学校でのいじめ問題が深刻。だが、SJSの子どもたちのことは心配していないという。「親の赴任に付いて来る子どもたちは皆、友人との別れを経験し、ここで新しい友人に迎えられる。つらさと感謝する大切さを体で分かっている」
 「中学生と相撲をとっても、勝てる自信がある」と岩渕さん。日本では、ソフトテニスをずっと子どもたちに指導してきた。プロレスや柔道、相撲と格闘技も大好きだ。体力維持のため、スラバヤでは硬式テニスを始める予定。今回、校長職だけにとどまらず、技術科教師として教壇にもう一度立つ。二〇一四年までの二年間、スラバヤっ子に元気いっぱい向き合っていく。 

◇岩渕初生(いわぶち・はつお)
 一九四七年十一月十五日、大分県宇佐市(当時宇佐郡)生まれ。

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