「無賃乗車」が多発 MRT 罰金などで対応へ

 1日から営業運転を開始した大量高速鉄道(MRT)で、乗車カードを購入しながら指定駅で下車しない「無賃乗車」行為が多発している。MRT運営会社の州営MRTジャカルタによると、片道分の運賃を支払った行き先で改札を出ず、そのまま往復して、また同じ駅に戻って降りようとする人が多いという。本来ならば往復分の運賃を支払わなければいけないところだが、現在は混雑のため係員がそのまま通していることも多いという。
 MRTジャカルタは、州政府と協議を進め、近くこうした乗客には罰金を科す方針。また指定駅の改札を出ずに戻ってきた乗客が元の駅で下車しようとすると改札でストップされ、混雑を招いていることも問題視している。 
 今後、指定した駅で降りなかった場合、MRTジャカルタが販売する乗車カード本体価格の1万5千ルピアを返金できないようにするという。
 7日、ホテル・インドネシア(HI)前ロータリー駅の改札前では、指定の行き先で改札を出ずに同じ駅で乗り降りすることを禁じ罰金を科す、などとした内容の看板が設置されていた。(上村夏美、写真も)

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