涙と笑顔で新たな一歩 生徒・園児4人が卒業 BJS

 西ジャワ州のバンドン日本人学校(BJS)は11日、生徒・園児4人の卒業式と卒園式を開いた。中学部からは髙橋怜佳さん、幼稚園からは中村維吹ちゃん、中村有希ちゃん、馬場まりなちゃんが、家族や教員、仲間、学校関係者などの周りの人に見守られながら、新たな一歩を踏み出した。子どもたちの成長した姿に涙する保護者らもあった。

 中学部卒業生の髙橋さんは、小学2年の時にBJSに入学。計8年間、同校で学びを深めた。
 榊勉校長は「応援団長として皆を引っ張った運動会、学習発表会での劇の台本作りや演出など、たくさんの活動に全力で取り組んでいた。8年間の生活でできたたくさんの思い出を胸に大きく羽ばたいて」などと式辞を述べた。
 来賓の在インドネシア日本大使館の又平広領事部長は「勉強は中学校を卒業しても高校を卒業しても一生続くもの。希望の高校に入学されたそうで、おめでとうございます。心からのお喜びを申し上げます」などと祝辞を送った。
 また、在校生たちからは、別れの言葉として一人一人が髙橋さんとの思い出を振り返りながら、これまでの感謝の気持ちを述べた。最後には「遠く遠くインドネシアを離れても、世界のどこにいてもずっと、わたしたちは仲間。そしてかけがえのない、バンドンファミリー」と声を掛けた。
 髙橋さんは式で「大きな行事や役割がわたしを大きく成長させてくれた。また、児童生徒会長を4期連続で務めたことはわたしの誇り。お父さん、お母さん、この15年間わたしを育ててくれてありがとう。ここで学んだことを力に変え、バンドンファミリーのみなさんに支えられていることを忘れることなく、一歩ずつ歩んでいきます。そしていつかは、インドネシアと日本の懸け橋となるような国際人になりたい」などと力強く語った。
 卒園式では、中村維吹ちゃん、中村有希ちゃん、馬場まりなちゃんが証書を受け取った後にそれぞれ「大きくなったら消防士になりたい」、「ドーナツ屋さんになりたい」などの夢を発表した。
 卒園した3人は4月からBJSの小学部に入学する。一緒に遊んだ仲間や先生への感謝の言葉やお別れの言葉を述べ、最後には在籍する園児も交えて歌「ね」と、「ずっと一緒」を元気よく歌った。
 髙橋さんの父親、宣善さん(60)は「一人一人が主役になれる学校なので、日々子どもたちは成長しているのかなと思う。学校の先生方、父兄のみなさんに応援していただいて、無事に次の高校も決まって、卒業できることに感謝しかない」と述べた。(上村夏美、写真も)

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