首都圏10高速道 年内に完成予定

 公共事業・国民住宅省は30日、2019年内にジャボデタベック(首都圏)で10の高速道路を完成させるとの見通しを明らかにした。うち7本はジョコウィ政権で工事を本格化させたもので、10月の閣僚任期満了を意識した目標とみられる。
 10本の全長は計167キロ。最も進ちょく率が高いのが、バンテン州タンゲラン市クンチラン~同州南タンゲラン市スルポン間(11・1キロ)で、84%。最も低いのは、ジャカルタ特別州内で計画している高速道6本のうちの一つ、北ジャカルタ区スントゥル~東ジャカルタ区プログバン間(9・4キロ)で、17・4%だった。6本の全長は計69・8キロになり、22年までの完成を目指している。
 15年から19年までに首都圏で建設が本格化された高速道は計401キロで、うち346キロは現在も建設中。西ジャワ州ボゴール~スカブミ高速道のチアウィ~チゴンボン間(15キロ)などを含む55キロはすでに開通した。(上村夏美)

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