リリヤナ、後進指導へ 大統領「士気高めて」

 ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は29日、中央ジャカルタ区のイスタナ(大統領宮殿)で、27日にバドミントンの現役選手を引退したリリヤナ・ナトシルさんと面会した。国家公務員となり後進の指導に当たる予定のリリヤナさんに、各地の後進選手の士気を高める活動を期待した。
 大統領は面会後「インドネシアだけでなく世界はリリヤナという大きな存在を失った」と引退について述べ、「今後は国家公務員となり、後進たちが成績を残せるよう各地で士気を高める活動をしてほしい」と今後に期待した。
 同行したイマム・ナフラウィ青年スポーツ相によると、リリヤナさんは国家公務員の選考を通過。今後、練習・選手強化で特別な役割を担い、国内各地のクラブを巡回する。
 リリヤナさんは「五輪(のバドミントン競技)で金メダルを獲得するという伝統を引き継げるよう、国内の若い世代の士気を高めていきたい」と話した。当面は、2020年東京五輪を見据えて活動していく予定。
 16年リオ五輪混合ダブルス金メダルなど数多くの成績を収めたリリヤナさんは27日、自身最後の大会となった「ダイハツ・インドネシア・マスターズ2019」の決勝後に引退。今後は、以前から始めていたマッサージ店や不動産業に加え、両替商も手がけると報道されていた。 (中島昭浩)

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