南スラウェシで大洪水 死者8人、不明4人

 国家防災庁(BNPB)によれば、南スラウェシ州内8県1市の計53郡で22日から大規模な洪水が発生し、少なくとも8人が死亡し、4人が行方不明となった。
 浸水は数千戸、避難者は数千人に上っている。救助隊などがゴムボートで出動するなどして捜索や救助活動に当たっているが、停電や橋が崩落した地域もあり、被害者数は今後も増える見込み。邦人への被害や影響は報告されていない。
 22日からの大雨と高波、強風の影響で各地の河川が氾濫したことが原因。洪水はジェネポント、ゴワ、マロス、ソプペン、バルル、ワジョ、バンタエン、パンケップの各県とマカッサル市内の53郡で発生し、水田計1万21ヘクタールが冠水した。
 人的被害が最も多かったジェネポント県では、10郡の6河川が氾濫し、21村で高さ0・5~2メートルの洪水が発生。死者5人、行方不明者3人が出た。建物被害も全壊5戸、重度の損壊53戸に上っている。数千人の避難民の多くは屋根や建物の高所で救助を待っている。
 マカッサル市街地から南東約24キロのビリビリダムがあるゴワ県では、死者3人、負傷者45人。県内では橋が土砂崩れで崩落し、交通が寸断される地域が出ている。現在、13カ所の避難所に2千人以上が避難している。
 マカッサル市のタルロ川沿いの住宅地ブン・プルマイでは、約1メートルの浸水があった。在マカッサル領事事務所によると、同市中心部は一部道路が冠水したが、車両は通行できる状態という。
 気象庁(BMKG)は豪雨注意報を30日まで発令した。2月まで国内の大部分で雨期のピークが続くと予測し、洪水や地滑り、竜巻きへの警戒を呼びかけている。(中島昭浩)

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