児童、園児力を合わせ クリスマス会 HJS
西ジャワ州ブカシ県チカランのニュータウン地区オレンジ・カウンティにある「ヒカリ・ジャパニーズスクール(HJS)」は15日、毎年恒例のクリスマス会を開いた。2019年3月末の小学部休部を前に、在籍する小学生と園児で一緒に行う最後のクリスマス会となった。児童17人、園児15人はこれまで一緒に練習してきたイエス・キリストの降誕劇、賛美歌などを披露、同校の教育の特色を象徴とする行事の一つに保護者や地域の人々など多くの人が訪れた。
「クリスマスメドレー」では、園児たちがハンドベルで「ジングルベル」、児童たちはリコーダーと鍵盤ハーモニカで「よろこびの歌」を奏で、最後には一緒に伝統竹楽器「アンクルン」を演奏した。楽器演奏に加えて「ひいらぎかざろう」や「もろびとこぞりて」などの賛美歌も披露された。
降誕劇では、園児たちが羊飼いや宿屋、小学部1年はナレーター、最高学年の小学部4年はヨセフとマリア役などを演じ、園児と児童が力を合わせて一つの劇を作り上げた。
小学部1年の佐々木紬さん(7)は「劇のナレーターが楽しかった」と振り返り、4年の高須勇治さん(10)は「リコーダーの練習を頑張った。きょうは楽しかった」と話した。(上村夏美、写真も)