ファトマワティ通り冠水 雨期入りで豪雨続く
南ジャカルタ区チランダックのファトマワティ通りで28日午後、水位10〜30センチほどの冠水が発生した。29日午後5時すぎにも水位約10センチほどの冠水がみられたが、同6時すぎに水は引いた。ジャカルタ特別州では雨期に入り、続く豪雨の影響で各地で洪水が発生している。
洪水が発生したのは同通りの北へ向かう車線のみ。
特別州水資源局はコンパスコムの取材に対し、冠水の原因について「続く豪雨とファトマワティ通りで行われているMRT(大量高速鉄道)の建設で、周辺の水路の確保が未完成だった」と述べている。水路の建設を急ぐとしている。
29日には東ジャカルタ区でもチャクンなどで水位40〜60センチの洪水が発生している。(上村夏美)