難民、移民への理解深めて ジャカルタなど8カ所 IOMが映画祭

 国際移住機関(IOM)が主催する難民、移民をテーマにした映画祭「グローバル・マイグレーション・フィルム・フェスティバル(GMFF)」が28日から12月18日まで、ジャカルタなど国内8カ所で開かれる。 
 GMFFは難民、移民問題への理解をより多くの人に深めてもらおうと、2016年から始まり、ことしは世界約100カ国で開催。映画のほか、トークショーやディスカッション、移住者によるパフォーマンスなどの催しも行われる。
 ことしは応募映画作品全784の中から50作品が選ばれ、うち25作品がインドネシアで上映される。カナダで製作された作品「アイ・アム・ロヒンギャ」はミャンマーから命懸けで逃げてきた若い14人のロヒンギャ難民がカナダへ定住し、自身の生活を立て直そうと奮闘するストーリー。ことしの国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)難民映画祭でも上映された。
 開催場所は、ジャカルタ▽西ジャワ州バンドン▽東ジャワ州スラバヤ▽中部ジャワ州スマラン▽東ヌサトゥンガラ州クパン▽南スラウェシ州マカッサル▽北スマトラ州メダン▽リアウ諸島州タンジュンピナンの8都市・特別州。
 ジャカルタでは12月1日、南ジャカルタのパシフィックプレイスモール内にある米国文化施設「@アメリカ」での開催を皮切りに、中央ジャカルタ区タムリン通りのフランス文化施設「アンスティチュ・フランス・インドネシア(IFI)」など全4カ所で開かれる。
 いずれも無料。詳細はIOMインドネシアの公式ツイッター(@IOMIndonesia)か、フェイスブック(@iom.jakarta)で。(上村夏美)

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