おかげさまで20周年 来月、紙面改革
じゃかるた新聞は16日、創刊20周年を迎えます。20年もの長きにわたり、ご愛読いただいた読者とご支援いただいた皆さまに感謝します。
20周年を機に、12月から紙面改革を行います。月~金曜付の紙面では東南アジアを中心にアジアのビジネスニュースを大幅に増やし、2~4面で展開します。土曜日付は週末に楽しめる「旅」「食」の読み物を中心に掲載します。金曜付の別刷り特集・スナンスナンはこれまで通り発行します。
じゃかるた新聞のウェブサイトの「じゃかるた新聞デジタル版」は7月のリニューアルで、モバイル端末からも最適化表示で見ることができるようになったほか、有料会員の過去記事閲覧期間の拡大など、サービスをアップしています。
創刊時はアジア通貨危機で経済が崩壊し、長期間にわたったスハルト政権が退陣し、混乱の只中にありました。在留邦人の求める情報・ニュースを提供しようとじゃかるた新聞が生まれました。以来、民主化するインドネシアとともにじゃかるた新聞も成長しました。
ことしはインドネシアと日本が国交を樹立してから60年という節目の年でした。また、アジア大会が開催され、2年後には日本で東京五輪が開かれます。ちょうど半世紀前の1962年にジャカルタで初のアジア大会が開かれその2年後に東京で初の五輪が開催された、そのパターンを繰り返すことになります。これは偶然に過ぎないのですが、インドネシアと日本の縁を感じないわけにはいきません。
インドネシアで発行されている唯一の日本語新聞として、今後も読者のための新聞を作っていきたいと思います。
2018年11月15日
じゃかるた新聞編集長
田嶌徳弘