電子課金制 試験実施へ 車両205台で20日間 ジャカルタ特別州

 ジャカルタ特別州運輸局は、道路の電子課金システム(ERP)の試験をモナス(独立記念塔)広場西側のメダン・ムルデカ・バラット通りで近く実施する。試験車205台に車載器(OBU)を20日間取り付ける。偶数奇数制度に代わる渋滞緩和策として2019年にも稼働させたい考え。地元メディアが報じた。

 ERPは、シンガポールなどで交通量調整のために導入されている。対象の通りを車両が通行する際に、車載器に挿入したカードなどから自動的に料金を徴収するシステム。
 ジャカルタでは14年、南ジャカルタのスディルマン通りやラスナサイド通りで試験を実施したが、カメラの読み取り精度が悪く、導入は見送られていた。
 試験は、課金や支払い方法から渋滞緩和の効果、技術面に至るまで、システムの実現可能性を確認する「プルーフ・オブ・コンセプト(PoC=概念実証)」で、オートバイや自家用車、バス、トラックなど205台に試験用の車載器を取り付け、20日間実施する。
 ERP導入に向けた入札では、14年の試験に参加したスウェーデンのカプシュ・トラフィックコムABとノルウェーのQ―フリーASAのほか、地場系バリ・タワリンド・セントラを含む3社が事前審査を通過している。州運輸局は13日に試験開始を予定していたが、企業側の準備が整っていないとして延期した。
 ジャカルタ特別州は19年3月の大量高速鉄道(MRT)の開業時期に合わせ、中央ジャカルタ区スディルマン通りのホテルインドネシア(HI)前ロータリー~スナヤンロータリー間でのERP導入を目指す。その後19年末までに、HI前ロータリー~タムリン通り~メダン・ムルデカ・バラット通り間、ラスナサイド通りにも設置する計画。
 またジャカルタに隣接する西ジャワ州やバンテン州の州境付近への導入案もあり、西ジャワ州はデポック市マルゴンダラヤ通りを対象区域に検討している。(中島昭浩)

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