一家4人を惨殺 ブカシの住宅 両親と9歳娘、7歳息子
13日午前6時半ごろ、西ジャワ州ブカシ市ポンドック・ムラティ郡ボジョン・ナンカ通りの住宅地にある民家で、一家4人が銃で撃たれるなどして死亡しているのが見つかった。警察は殺人事件とみて捜査を進めている。地元メディアが報じた。
死亡していたのは、父親(38)、母親(37)、娘(9)、息子(7)の4人。日用雑貨品を販売する店を営んでいた。
警察の調べによると、普段見掛ける時間までに、この家族が外に出てこなかったことを心配し、訪れた近所の住民が発見した。
両親はテレビのある部屋で倒れており、鈍器で殴られたような痕と、首には銃で撃たれた痕があったという。子どもたちは寝室で発見され、目立った外傷はなかったが、酸欠で死亡した可能性があるという。警察は、詳しい死因の特定などを進めている。
家からは車が盗まれていたが、お金や貴金属などの他の金目の物は残されたままだった。
警察は、強盗や、顔見知りの者の犯行の可能性もあるとみて調べている。
近所の住民の中には、13日未明に銃声を聞いて家の前まで行ったという人もいた。
現場は東ジャカルタにあるハリム空港南東約5キロにある、一戸建て住宅や商店などが並ぶ地域。住民や報道陣が詰め掛けた。(上村夏美)