「初の送金機能実装」 メッセージアプリOY!
メッセージアプリ「OY!」は16日、マンディリなど11銀行と提携し、デビットカードを使った送金システムを実装した。国内で同様の複合機能を有するアプリは初めてだといい、ビジネスパーソンを対象にワッツアップやラインと差別化、2019年8月までに120万ダウンロードを目指す。
「OY!」は17年4月にリリースされ、現在のダウンロード数は50万以上。毎日7万人が利用しているという。チャット機能のほか、物品売買、電子決済の機能なども入っている。
18日には実装を記念するイベントが南ジャカルタで開かれ、同アプリを運営する「OY! インドネシア社」のジェサヤス・フェルディナンドゥス社長は「ワッツアップは引き続き使っていただいて結構だが、ぜひOY! も入れてほしい」と語り、笑いを誘った。ビジネスシーンでの活用を想定しており、ワッツアップとのすみ分けは可能だという。(大野航太郎、写真も)