来年4月開校目標 安全祈願祭を挙行 チカラン日本人学校

 ジャカルタ日本人学校(JJS)維持会は3日、西ジャワ州ブカシ県デルタマスの「チカラン日本人学校」(CJS、小学部・中学部)建設予定地で安全祈願祭を開いた。2019年2月に校舎竣工で4月開校。施設などすべての完工は7月を予定している。
 石井正文駐インドネシア日本大使やブカシ県関係者らが出席。石井大使は「教育は国造りの礎。日本の子どもたちがインドネシアで学習することは貴重な経験となり、ひいては日イの深く強い関係を作っていくでしょう」とあいさつした。
 建設の設計・施工はジャヤ大林が請け負い、7月に着工している。約4ヘクタールの敷地に、延床面積約7千平方メートルの鉄筋コンクリート2階建ての校舎、体育館を建てる。JJS維持会が運営する。建設費用は約700億ルピア。
 建設の背景には、進出済み日系企業約1800社の半数となる約900社が、ブカシ県やカラワン県の工業団地エリアで事業を展開していることと、ジャカルタと同エリア間の渋滞悪化がある。15年から学校設立に向けて取り組んできた。
 地域と共に成長し、開校から10年後には約400人の児童・生徒数を見込む。
 JJS維持会の石井聡人理事長は「カリキュラムや教職員などの人材面といったソフト面の整備を進めていく。JJS本校も協力し、開校後は盛んに交流していきたい」と話した。(平野慧、写真も)

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