マラソン選手に憧れ 本紙記者も力走 「絆」駅伝

 第18回アジア大会で、タムリン、スディルマン両通りを走った男女マラソンの取材をした。間近に見る選手らの力走は想像よりずっと速く、写真撮影に苦労したのをよく覚えている。その速さに全く及ばないが、「絆」駅伝に参加し、早朝のジャカルタを走った。
 最終の第4走者としてスタートラインに立ったのは午前7時ごろ。蒸し暑さはなく、女子マラソンで準優勝した野上恵子選手が「レース序盤は意外に涼しかった」と話していたのを思い出した。
 じゃかるた新聞で販売業務を担当しているロヒムさんからたすきを受け取る。アジア大会の選手らがジャカルタを颯爽(さっそう)と走り抜ける姿が脳裏に浮かんだ。チームはすでに上位入賞とは無縁の位置にいたが、自分なりにベストを尽くそうと足を前に出していった。
 しかし、体が重い。参加は新卒で入社した2017年に続き2回目だが、いかにこの1年間不摂生を重ねてきたかを思い知らされた。500メートルほどで脇腹が痛み出し、顎が上がる。体が走り方を忘れたのか、手と足が一緒に出ている時もあった。
 昨年は沿道に目をやり、日本人、インドネシア人による応援の盛り上がりに驚く余裕もあったが、今回は「歩かず完走できるのか」という危機感を携えて走った。頭にあったのは、チームの日本人とインドネシア人が走ってつないだたすきを、若い自分が歩いて持ち帰ることはできない、という意地である。
 完走はなんとかできたものの、3キロに約18分かかった。社内でもかなり遅い部類である。自分の体力低下にあ然としつつ、「選手らを見習って」などというのもおこがましいが、つい憧れてしまうその姿にほんの少しでも近づけるよう鍛え直し、またリベンジできればと思う。(大野航太郎)

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