【おすすめ観光情報】火口湖「カワプティ」 バンドンから山道 カラフルな幻想の世界
バンドンといえば、アジア・アフリカ会議やジャワ島最大級の活火山タンクバンプラフの頂上部の巨大クレーター(火口)が有名ですね。この観光場所の他に、ガイドブックにはあまり載っていませんが、ぜひ、私の個人的に、行きたい、行ってもらいたい、見てもらいたい、見せたい場所の一つ、火口湖「カワプティ」をご紹介します。
■行き方
バンドンの市内から車で2~3時間ほどかかります。山道なので車酔いされる方はご注意。行くまでの道のりには広い田園や茶畑、イチゴ畑も有名で景色を楽しみながら山を登ることができます。到着後、チケットカウンターがあるのでチケットを購入し、湖まではアンコック(乗り合いバス)で約10分。
湖までの移動のアンコックに乗っていたら、急に「バンッ」と爆音……バスがその場で立ち往生してしまいましたが、ドライバーも慣れた手つきでタイヤの交換をしてます。機械音痴の私には、こんなときのインドネシア人の手際の良さは感心します。
■カワプティとは?
インドネシア語でカワ(噴火口)、プティ(白い)でカワプティ(白い噴火口)。標高1800メートルを超えるパトハ山の巨大なクレーターに間欠泉から湧き出た水がたまり、400年以上前にできた直径500メートルの湖。
火山に含まれる硫黄の影響を受け、大地は黄色く、湖は薄い緑色に染まっています。硫黄は生物にとって有害な物質であり、周辺の木々は枯れています。
もちろん人間にも害はあるので、長時間の滞在はお勧めできません。カワプティには注意を喚起する「滞在は15分まで!」というような立て看板があります。
カラフルな湖に、黒く枯れた木々、そして湖から出る白い煙などの幻想的な景観が広がります。ドラゴンボール好きの私は、ドラゴンボールに出てきそうな惑星を思い浮かべます。インドネシア人の人気の写真スポットで、多くの方が自撮りに励んでいました。
■持ち物
必須の持ち物はまず、マスクです。硫黄の腐った卵のような臭いがキツイ! 湖で売っていたので私は我慢できず、それを購入しました。また、長袖の上着。半袖で行ったことを後悔しました。山の上でとても寒いです。
場所柄少し行き難いですが、一見の価値はあり。
ぜひバンドンに行ったときには立ち寄ってみてくださいね!(ビーウィシュツアー、松田哲也、写真も)
ビーウィシュツアー
電話 0812・8718・9325
ウェブ www.jakartabewishinternational.com
メール jakartabewish@gmail.com