イ代表、世界大会出場へ 名古屋のコスプレサミット 8月に20カ国が参加

 日本関連イベントで欠かせないイベントとしてコスプレが定着し、盛り上がりを見せるインドネシアの代表が、今年八月、名古屋で開かれる世界最大のコスプレイベント「第十回世界コスプレサミット」に初めて参加する。
 六月三十日には、南ジャカルタ・ブロックMで行われる「リトル東京ブロックM縁日祭」のイベントの一つとして、インドネシア代表を決める予選「インドネシア・コスプレ・グランド・プリックス(ICGP、後援・国際交流基金、日本大使館、日本貿易振興機構、特別協賛・ガルーダ航空)」を開催。ここで優勝した二人一組が名古屋行きの切符を手にする。
 ICGPを運営するFKB社の花田康プロデューサーは、インドネシアが二十カ国目の参加国に選ばれた背景について「世界有数の親日国家であるにもかかわらず、あまり日本に知られていない」と説明。「今までインドネシアの情報は日本にほとんど入ってこなかった。好調な経済について日本でも盛んにインドネシアが取り上げられるようになり、今回、正式にインドネシアのコスプレイヤーを招待することになった」と話した。
 花田さんは「コスプレは現在、日本の現代文化の一つになっている。日本人以上に日本を愛してくれているコスプレイヤーも多く、そういった人たちを大切にしたい」と語った。
 インドネシアでコスプレは、二〇〇〇年にインドネシア大学人文学部日本語学科の学生が日本祭り(グラル・ジャパン)で披露するなどして、日本関連のイベントで盛んに取り上げられるようになった。トレンド発信地でもある西ジャワ州バンドンなどでは、インターネットでコスプレ衣装をオーダーメイドで販売する店も大盛況。最近はテレビ番組でもコスプレが紹介されている。
 二〇〇八年、日イ国交樹立五十周年の一大イベント「インドネシア日本博覧会」には、インドネシアのコスプレイヤーも参加した。このうちの一人で、高校時代からコスプレをしてきたリニンザ・プラディザさん(二六)は、世界コスプレサミット参加について「インドネシアが世界レベルのコスプレと交流できる場ができるのは素晴らしい」と喜ぶ。また世界大会出場で、インドネシアでのコスプレの認知度も高くなると話し、「アニメ、マンガファン以外の人にも、コスプレが楽しいということを知ってもらいたい」と語った。
 縁日祭のICGPでは、テレビ愛知のプロデューサーやインドネシアの有名コスプレイヤーのピンキーさんら八人が審査を行う。キャラクターに扮した二人一組で参加し、キャラクターの再現性や衣装の完成度などが審査対象になる。

■2度目の予選大会
 縁日祭二日目にあたる七月一日には、予選大会のICGPとは別に、昨年初開催された国際コスプレ大会「CLAS:H」のジャカルタ予選を行う。全国大会は九月に開催する。
 運営に携わっている竹谷恵美さんは「昨年はジャカルタのみだったが、今年はジョクジャカルタ、メダンなどコスプレが盛んな地域でも予選開催を考えている」と話した。
 昨年は、日本、タイ、フィリピンの著名コスプレイヤーや、日本のビジュアル系ユニット「ハングリー・アングリー」を招き、バライ・カルティニで開催。インドネシア各地からコスプレファン約二千人が集結した。

◇世界コスプレサミット
 八月に名古屋・大須で開催。今年で十回目。マンガ・アニメへの愛情を視覚的に表現している海外コスプレイヤーを日本に招待する国際大会。二十カ国が参加。手作りのコスプレ衣装を身につけ、キャラクターになりきったコスプレイヤーの演技や演出を審査し、毎年チャンピオンを決めるほか、専門家などのトークショーなども行われる。テレビ愛知や外務省、文部科学省、国際交流基金などが開催する。

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