新スターに期待の声 男子単 地元ジョナタン優勝

 アジア大会バドミントン男子シングルスは28日、中央ジャカルタ区スナヤンの室内競技場イストラ・スナヤンで決勝が行われ、インドネシア代表の20歳、ジョナタン・クリスティが台湾代表を2―1で下し初優勝を果たした。世界ランキング15位の若手の躍進に会場は沸き立ち、「新スター」への期待の声が聞かれた。
 試合中の会場はメディア席も含め満員。入場できなかったファンが場外で応援の声を上げる姿も見られた。インドネシア・オープンや世界選手権を制覇した桃田賢斗(NTT東日本)を今大会で破ったインドネシアのエース、アンソニー・シニスカ・ギンティンが準決勝敗退に終わる中、ことし振るわない成績だったジョナタンの意外な快進撃にインドネシア人ファンは色めき立っていた。
 1時間10分にわたった試合は第1セットをジョナタンが先取。続く第2セットはジュースの末に奪われる苦しい展開となったが、3セット目は流れを引き戻し21―15で下した。勝利の瞬間には会場が揺れるような声援と拍手がジョナタンに送られた。試合の結果が決まると、すぐ会場を後にすることも多いインドネシア人ファンだが、この日はいつまでも祝福の声が響いていた。
 ジョナタンは試合後、「アジアで指折りの選手が参加する今大会で自分が優勝できるとは思っていなかった」と正直に胸中を明かした。「自分が優勝できたのは神のおかげ。会場の大きな声援もモチベーションになった」と話し、家族やサポートスタッフ、ファンらに感謝した。
 東ジャカルタ在住の大学生、シファさん(20)は「今後はギンティンとともに、世界のトッププレーヤーとして活躍してほしい。今のインドネシアの男子シングルスにはスタープレーヤーがいない。彼らがこれからの希望だ」と期待を込めた。
 西ジャワ州バンドン在住の飲食店経営、アワルさん(33)は「会場中が彼の味方で、相手にプレッシャーを与えたのではないか。彼自身も負けから学び、熱心に練習を続けてきたのだろう」と若手選手の快挙についてうれしそうに話した。(大野航太郎、写真も)

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