日本男子マラソン金 32年ぶり、空手は男女形優勝 バド五輪混合王者が敗退

 アジア大会8、9日目は25、26両日、ジャカルタ特別州や南スマトラ州パレンバン市など各地で行われ、バドミントン混合ダブルスのリリヤナ・ナトシル、トントウィ・アフマッド組が準決勝で敗退した。マラソン男子の井上大仁(ひろと、三菱日立パワーシステムズ)が2時間18分22秒で制し、1986年ソウル大会以来32年ぶりの金メダルを獲得した。マラソン女子は日本選手が銀メダル。空手では地元のリフキ・アルディアンシャ・アルロシイドが男子60キロ級で優勝。日本は男女の形などで金メダル3個を獲得した。26日午後10時時点の金メダル獲得数は中国が78個で単独首位。日本が40個で2位。インドネシアは12個で5位をキープしている。            

  バドミントン混合ダブルス準決勝で26日、リオデジャネイロ五輪で優勝したリリヤナ、トントウィ組(インドネシア)が、ことし1月のダイハツ・インドネシア・マスターズ決勝で敗れた世界ランキング1位の中国ペアに0—2で敗れた。リリヤナは今大会での現役引退を表明している。
 男子マラソンは25日午前6時に中央ジャカルタ区スナヤンのブンカルノ競技場メーンスタジアムからスタートし、目抜き通りのスディルマン、タムリン両通りなどを2周してスタジアムに戻るコースで行われた。日本選手の名前が書かれた横断幕も掲げられ、暑さ対策で午前6時スタートにもかかわらず声援が飛んだ。
 優勝した井上はスタジアムのトラックに入った時点では、2014年韓国・仁川大会1万メートルの金メダリスト、エルハサン・エルバアシ(バーレーン)に先行されていた。ゴール前の直線でスパートした際、足首が接触し、エルバアシがもつれたところで入れ替わり優勝を果たした。
 アジア大会組織委員会(INASGOC)によると、バーレーン側は井上が故意に接触して優勝したと訴えたが、競技運営側がこれを却下、金メダルが確定した。公式記録では井上と同じ2時間18分22秒のエルバアシは「接触がなければ勝っていた」と悔しさをにじませた。
 銅メダルはチベット自治区出身の多布傑(中国)で、26秒差の2時間18分48秒。インドネシアから唯一参加したアグス・プラヨゴは体調不良を理由に30キロまでで棄権。他にバーレーンとカザフスタンなど5選手が棄権、完走したのは15選手だった。
 東京五輪の競技に採用され注目を集める空手は金メダル3個を獲得。男子形を全日本選手権6連覇の喜友名諒(劉衛流龍鳳会)、女子形を清水希容(きよう、ミキハウス)、組手68キロ超級を植草歩(JAL)が制した。清水は2連覇。
 組手男子60キロ級に出場した20歳のリフキは、準決勝まで相手にほとんどポイントを取らせず勝ち上った。決勝では12、16両年世界選手権を制しているアミル・メフディザデ(イラン)に9—7で勝ち、「夢見ていた優勝がついに現実になった」と話し、20年東京五輪出場を見据えた。
 自転車BMXクロスでは長迫吉拓(モトクロスインターナショナル)が33秒669で優勝した。今大会自転車で日本勢初の金メダル。27日からトラック種目が始まる。
 南スマトラ州パレンバン市で行われたテニス混合ダブルスの決勝で、インドネシアのアルディラ・スジャティ、クリストファー・ルンカット組はタイのペアを制し、同大会28年ぶりの金メダルを獲得した。
 インドネシアはジェットスキーでも金メダルを獲得した。(中島昭浩)(2、4、10、12面に関連)

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