ジャカルタ〜成田便 運休 9月末、就航から5カ月 エアアジア

 エアアジア・グループは8日、格安航空会社(LCC)インドネシア・エアアジアXのジャカルタ~成田直行便を9月29日便を最後に運休すると発表した。成田発の最終は30日。同路線初のLCC直行便と注目を集めたが、5月の就航からわずか5カ月で事実上の撤退に追い込まれた。
 エアアジアによると運休は、運航効率改善のための路線網の再構築としている。
 2017年5月就航のデンパサール~成田便に続くインドネシアで2番目の日本路線として5月1日に就航。初日のスカルノハッタ空港発の便の搭乗率は88%を記録した。
 しかし同路線で先行する全日本空輸(ANA)や日本航空(JAL)、国営ガルーダ・インドネシア航空のフルサービス航空会社(FSC)がすでに定着。旅行フェアなどで、往復4万円ほどのチケットを求める個人旅行者も増えている。
 これに対し、手荷物や座席指定料金、機内食込みだと価格差が数千円にとどまるなど、LCCの割安感が弱かったこともFSCからの乗り換えが進まない原因になったとみられる。
 業界関係者は「価格競争が激化するインドネシアの訪日市場で、燃油サーチャージなどコストが高騰すると、LCCは割安感を打ち出せなくなり、収益を改善できなかったのでは」と指摘する。
 エアアジアは、運休の影響を受ける顧客にメールやSMSで通知を送り、運休前の便への変更▽期限付きで同社で利用できるクレジット返金▽デンパサールかタイ経由便への変更▽全額の払い戻し——の四つの選択肢を用意している。(太田勉)

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