アジア大会券売所出現 ブンカルノ競技場 整備された歩道の真ん中
中央ジャカルタ区スナヤンのブンカルノ競技場の周りにある歩道にこのほど、18日に開幕するアジア大会のチケット販売に使われるボックスが設置された。整備されたばかりの歩道の真ん中に置かれ、大半を占めていることから、歩行者からは不満の声も出ている。
販売ボックスは、ピントゥ・サトゥ・スナヤン通りの同競技場出口3、4周辺に計七つ設置され、それぞれ窓口が三つある。8日午後5時ごろ、中にはまだ何もなかった。
ボックスの車道側にある、7月下旬にできたばかりの幅約1メートルの自転車専用レーンと、競技場側の幅約1メートルの隙間は通り抜けられる所が多かった。
友だちとランニングをしていた中央ジャカルタ区在住の会社員アユンダ・トリスティアンティさん(24)は「これは何かと思っていたけれど、チケット売り場だったのね。走っている時に少し気になったけど通れない訳ではないし、アジア大会期間中だけなら仕方がないと思う」と話した。
アジア大会組織委員会(INASGOC)によると、大会中はチケットがないと競技場内に入場することができないため、販売ボックスは外に設置している。同大会終了後の9月3日に撤去する予定。(上村夏美、写真も)