ロンボク島でM7.0 建物倒壊相次ぐ バリ島でも強い揺れ

 5日午後7時46分(インドネシア中部時間)、西ヌサトゥンガラ州ロンボク島でマグニチュード(M)7・0の地震があった。気象庁(BMKG)は津波警報を発令し、沿岸部から高台への避難を呼びかけた。同9時25分の警報解除までに発生した津波の高さは最大13・5センチにとどまり、津波による被害は報告されていない。ロンボク、バリ、スンバワ各島で強い揺れを観測、建物の倒壊や損壊報告が相次いでいる。在デンパサール日本総領事館によれば、同日夜までに邦人の被害情報は入っていない。
 気象庁によれば、震源は州都マタラムの北東48キロ、深さは15キロ。マタラムではメルカリ震度階級(MMI、12段階)で震度8と最も強い揺れを観測。バリ島デンパサール市やカランアセム県、スンバワ島ビマで同5~6、バリ島クタで3~4、東ジャワ州マラン、バニュワンギで2~3の揺れを観測した。
 ロンボク島では7月29日にもM6・4の地震が発生し、17人の死者が出たばかり。震源に近いリンジャニ山は、前回の地震以降立ち入りが禁止されており、登山者はいなかったもよう。
 同山への登山ツアーを企画する旅行会社勤務のラル・ヌルサイドさんは自宅が全壊し、北ロンボク県スナルの避難所に駆け込んだ。「前回よりもとても大きく揺れた。壁が倒れてコンピューターなど大事なものも壊れ、仕事の書類も全て失った。もう仕事は再開できない。食べ物がいつまで持つかも分からない。とにかく家族を守らなくては」と焦った様子で話した。
 国営第1アンカサプラによれば、バリ島のングラライ空港ではターミナルビルの天井が抜け落ちるなどしたが、運航に支障は出ていないという。ロンボク島のロンボク国際空港も通常通り稼働している。(木村綾)
       

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