総合10位以内死守を 大統領、アジア大会で
ジョコウィ大統領は4日、西ジャワ州ボゴール市のイスタナ(大統領宮殿)ボゴールにアジア大会出場選手らを招き、「(金メダル獲得数による総合順位で)10位以内に入らなければ、どこに顔を向けていいかわからない」と激励した。2014年韓国・仁川大会の金は17位だった。国営アンタラ通信が報じた。
大統領は「大会を成功させるだけでなく、成績も残してほしい。実を言うと本当は8位になってほしい」と述べ、選手らを沸かせた。今後の選手強化策として、国営企業1社が一つの競技を支援する体制を構築したいと発言。バドミントンを(たばこ大手)ジャルムが、バスケットボールをマンディリ銀行がそれぞれ支援している例を挙げ「国営企業に選考なしで選手が就職できるような仕組みを作る」とし、すでに国営企業省と国家行政改革省と仕組みづくりを進めていると明かした。
アジア大会組織委員会(INASGOC)は5日、インドネシア代表選手団の就任式を開いた。今大会の全40競技に938選手が参加、監督ら445人を含め、選手団は計1383人と発表された。(中島昭浩)