ペンキ塗り部隊始動 ジャカルタ 目抜き通り歩道一新へ

 8月18日開幕のアジア大会に向け、歩道拡張工事が急ピッチで進む中央ジャカルタ区の目抜き通り、スディルマン、タムリン両通り。ジャカルタ特別州は18日、同両通りの歩道のペンキ塗装などに当たる特別部隊を始動させた。

 州の道路局、水資源局、環境局などから職員約1200人を動員し、シフト制で1日16時間作業を進める。8月12日までに4万3568平方メートルの歩道を色鮮やかに塗装する計画だ。
 18日にはブンカルノ競技場内で部隊発足式が開かれ、アニス・バスウェダン州知事は「訪れる人々の印象を左右する重要な任務。確実に、質のよい塗装をするように」と激励した。
 19日午後、BNIシティ駅近くのスディルマン通りでは、黄色いそろいのシャツを着た道路局員らが作業を進めていた。歩道の縁石に白、黒色のペンキを交互に塗っていた。
 現場を指揮するイワンさん(46)は、午前8時から午後4時まで塗装作業をしていると説明。「丁寧にきれいにと指示されているので、気を遣って作業を進めている」と話し、10人を連れて次の作業現場へ向かった。
 塗装以外にも両通りでは歩道の拡張工事や大量高速鉄道(MRT)南北線の建設などが急ピッチで進んでいる。タムリン通りでは、MRTのホテル・インドネシア(HI)駅の出入り口が見えてきている。スディルマン通りの歩道脇では飾りのブロックを設置する作業が進められていた。(上村夏美、写真も)

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