MM2100でガス配給拡大 EHKとBeFa

 東京ガスと民間ガス事業最大手ルクン・ラハルジャ両グループが出資するエネルガスインド・ヘクサ・カルヤ(EHK)と、西ジャワ州ブカシ県の工業団地MM2100を運営するブカシ・ファジャール(BeFa)は4日、同工業団地内のガス供給で協力していくと発表した。
 EHKはこれまでも約10社に同団地で天然ガスを供給してきた。今後はBeFaのネットワークを活用して入居企業への販売を強化するとともに、団地内でのガスパイプラインの整備を進める。
 国内のガス供給は国営ガスPGNが家庭用・工業用ともに圧倒的シェアを誇る。EHKはただガスを供給するだけでなく、より省エネのボイラーや工業炉などガス機器の提案、コンサルティングを行うことでサービスの質を向上させ、シェア拡大を図る。
 EHKによると、同社の現在の工業用天然ガスのシェアは5%。今後はジャワ島を中心にしつつも、工業団地の開発が進むセイ・マンケイ経済特区(北スマトラ州)などジャワ島外での販売強化を視野に入れ、10年後までにシェア10%を目指す。
 東京ガスは2017年10月、日本政策投資銀行(DBJ)と共に約42億円を投じてルクングループのパンジ・ラヤ・アラミンドの株式33%を取得。東京ガスの日本で培ったノウハウを生かして事業を拡大させる方針を示している。(坂田優菜、写真も)

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