日本女子活躍に期待 インドネシアOP 奥原、山口ら2回戦へ

 世界バトミントン連盟(BWF)のツアー大会、「ブリブリ・インドネシア・オープン(OP)2018」が3日、中央ジャカルタ区スナヤンの室内競技場イストラ・スナヤンで開幕し、各種目1回戦が行われた。日本女子は5月にタイで行われた団体世界一を決める国・地域別対抗戦、女子ユーバー杯で37年ぶりに優勝するなど着実に力をつけており、中国OPや全英OPに並ぶ格付けの同OPでも活躍が期待される。
 日本勢最初の登場となったのは2017年の世界選手権の女王、奥原希望(日本ユニシス)だった。会場の注目を集めるなか、台北代表の選手を21―11、21―11で圧倒。試合後は「今は結果よりもプレーの内容を重視したい。目の前の一球にしっかり向き合っていけたら」と語った。
 全英OP準優勝の山口茜(再春館製薬所)はタイの選手を21―15、21―19で下した。客席からは山口にしきりに声援が送られ、ナイスプレーには拍手が沸き起こった。山口は「自分が他の外国人よりも好かれている感じがするが、まだこの大会で良い成績を残せていない。ことしこそは結果を出せれば」と優勝を逃した前回の雪辱を誓った。
 世界ランキング1位の福島由紀・廣田彩花組(岐阜トリッキーパンダース)はインドネシア代表と対戦。完全アウェーの中でも21―16、21―18とストレートで2回戦進出を決めた。廣田は「相手はホームなので、最後まで諦めてこないという前提で臨んだ。引かずに戦ったのが良かった」と手応えを話した。福島は「どういった状況でも、自分たちらしい試合をしていきたい」と今大会への意気込みを語った。(大野航太郎、写真も)

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