プロ仕様の美容機器投入 ヤーマン 美顔器など6製品

 美容・健康機器メーカーの「ヤーマン」(本社・東京都江東区)は28日、インドネシアの総販売代理店バングン・プルサダ・タタ・マクムール(BPTM)社とともに、美顔器など美容家電6製品を発表した。経済発展を背景に、国内でも美容関連製品に注目が集まる中、日本の老舗美容家電ヤーマンがプロ仕様の技術を用いた一般向け美容家電を売り込む。
 インドネシア市場に投入するのは、美顔器、脱毛器、痩身機器の3アイテム。プロ仕様の技術を使用しながらも、自宅で効果的、安全に使えるマルチ機能製品となっている。
 美顔器は、イオンとラジオ波(RF)バイブレーションの二重効果で、よごれ落とし、保湿、表情筋引き締め、冷却の機能を持つ「プラチナム・ホワイトRF」と、プラチナムに専門店で行われる赤色LED光を当てるフォトフェイシャル機能が追加され、肌のはり、弾力を高める多機能複合美顔器の「RFボーテ・フォトプラス」の2製品。価格は630万〜880万ルピア。
 脱毛器は、エステのように高速連射フラッシュ機能が付いた家庭用光脱毛器と体の部位に合わせて作られたランプを使い分けられる最上位レベルの家庭用光脱毛器の2製品。価格は1100万〜2900万ルピア。また、痩身機器は、エステサロンで人気の、超音波で脂肪を内側から分解するキャビテーション機能のある2種類で、価格は850万〜1220万ルピア。
 ヤーマンのインドネシア展開には、同社製品の取り扱いを熱望したBPTM社の2年間にわたるラブコールがあったという。ヤーマンの山ざき(山へんに立+可)貴三代社長は、「良いパートナーとめぐり合え、巨大市場と言われるインドネシアでのビジネスをスタートさせることができた。エステに通うよりは購入して使うほうが経済的。まずは富裕層へのアプローチからとなるが、どのように彼らにリーチしていけるかが、今後の展開の鍵となる」と語った。
 同製品は、ベスト電器やオンラインショップのトコペディア、ショッピーで販売している。製品は1年間の保証付きで、保証期間中の故障の場合は新品と取り替える対応を行う。(太田勉、写真も)

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