【ENNICHISAI 2018】 情熱伝える2日間 6月30日と7月1日 南ジャカルタ・ブロックM 9回目の縁日祭

 民間有志による草の根文化交流イベント「リトル東京ブロックM縁日祭」(主催・ブロックMエステート、後援・在インドネシア日本大使館、日本貿易振興機構=ジェトロ、日本政府観光局=JNTOほか、メーンスポンサー・Jトラスト)が6月30日と7月1日、南ジャカルタ・ブロックMで開幕する。9回目のことしのテーマは「情熱 PASSION」。熱気に包まれる2日間が始まる。

 「(縁日祭は)民間のお祭りなので、誰かの命令でやっているわけではない。実行委員も無償で動いていて、損得を考えたらできるものではない。我々を突き動かしているのは情熱でしかないんだよね」
 今回のテーマについて、縁日祭実行委員会の竹谷大世実行委員長は自分たちの活動動機を表したものだと説明する。「日本語がうまいインドネシア人にも相談したが、『情熱』のニュアンスに当てはまるインドネシア語はないと思う。来場者には現場で、祭りを通して伝えられたら」
 日本・インドネシア国交樹立60周年となることしは、開幕式に石井正文駐インドネシア日本大使とアニス・バスウェダン・ジャカルタ特別州知事が参加する予定という。しかし、竹谷実行委員長は「縁日祭は今回で9回目。国交樹立60周年だからどうこうというのは特に考えてない」と話す。縁日祭の目的は2010年の初開催当初から変わらず、「1年に1度、お祭りという楽しい場を提供して、お世話になっているインドネシアに恩返しにすること」にあるという。
 今回は開幕式などが行われる「メーンステージ」、アイドルなどのパフォーマンスが楽しめる「ポップカルチャーステージ」のほかに、ブロックM北部の地下街に「地下ステージ」を設ける。アイドルやパフォーマーが公演後に訪れ、来場者とより近い距離で交流できる場になる。
 また、ミニステージがなくなったことで神輿(みこし)が昨年よりスムーズに進行できる見込み。
 今回は太鼓による祭ばやしも付き、例年に増して活気のある2日間になりそうだ。(大野航太郎)

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