【おすすめ観光情報】クルーズで「森の人」に会う 中部カリマンタン・パンカランブン 

 世界で3番目に大きな島、カリマンタン島。ジャカルタから飛行機で約1時間の中部カリマンタン州パンカランブンから車で20分の場所にタンジュン・プティン国立公園があります。同国立公園内にあり、約5千頭のオランウータンが生息する東南アジア最大の観察地「キャンプリーキー」が今回の舞台です。 

 「森の人」の意味を持つオランウータンの見学をするのにお勧めなこのキャンプリーキーへはリバークルーズで。国立公園への玄関口クマイ港から「クロトッ」と呼ばれる木造船で出航。港から国立公園の熱帯雨林の中へ進みます。

■次から次へと
 タンジュン・プティン国立公園にはオランウータン観測ポイントが三つあり、これは他の観測地・保護地に比べても大規模なのが特徴です。この国立公園には保護されたオランウータンが生息しています。餌付けポイントに向かうとオランウータンが次から次へと登場! どの観測地でも99%の確率で会うことができ、10頭以上いることもあるそう。時には背後から登場することも(笑)。
 私は船を降りた途端、いきなりオランウータンに遭遇しました。前からゆっくりオランウータンが歩いてきます。まるで自然。そのまますれ違ったら何事もなかったのではというくらい。その後いたずらなオランウータンは船に飛び乗り、食べ物を盗もうとしていました。ガイドが食べ物を持ってオランウータンをおびき寄せます。約1メートル以内の距離でオランウータンを見ることができ大興奮でした! 食べ物をおねだりしているような終始甘えた態度はとてもかわいかったです。

■大自然のクルーズ
 もう一つのおすすめは、熱帯雨林の中を3日かけてクルーズ船で巡ること。これは、どこでもなくここカリマンタンだから味わえる独特な体験なのではと思います。国立公園の中でも場所によって熱帯雨林の種類や川の水の色が変わり、じっくりクルーズを味わっていると絶妙な違いに飽きることはありません。
 船の程度は素晴らしいとは言えませんが、利用に大きな不便は感じませんでした。携帯の電波がほぼない現実から離れた環境でゆっくりできるこの時間は、ある意味とてもぜいたくな時間であると肌で感じました。夜は大自然の音をBGMに眠りにつき、朝日が昇ると自然に起き、また暗くなると眠る。本来の動物が持つ本能の生活をすると、日常生活では忘れている感覚がよみがえってくるのです。大自然の中にいるためか食事もいつもよりおいしく感じてつい食べすぎてしまいました。
 クルーズ中はオランウータン以外にもカリマンタン島だけに生息するテングザルやその他動物にも出会えます。運がよければ2日目の夜に蛍の幻想的な光景にも出会うことができます。
 人工的に作られている動物園ではなく大自然の中で本来の生活をしている動物たちに出会ってこちらまで元気になれ、大自然を満喫できるツアーです。(パンダトラベル、中村友美、写真も)

◇カリマンタン島・パンカランブン 
野生オランウータンと接近する2泊3日
パンダトラベルジャカルタ支店
電話 021.722.1022
ウェブ www.pandabus.com/jkt
メール jkt@pandabus.com
ツアー https://www.pandabus.com/jkt/package/tourdetail/JKT_PKN/

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