帰省バス2665台を準備 450万人の利用見込む ジャカルタ特別州
ジャカルタ特別州運輸局は5日、レバラン(断食月明け大祭)帰省用に追加したバス2665台の準備が完了したと発表した。同局によると、ことしの帰省ではジャカルタから450万人のバス利用客が見込まれている。地元メディアが伝えた。
州政府が帰省用に準備したバスは2370台。また、市バスから175台、観光バスから120台を帰省用に調達した。
帰省バスは主に、北ジャカルタ区タンジュン・プリオク、東ジャカルタ区プログバン、同区カンプン・ランブタン、西ジャカルタ区カリデレスのバスターミナルから出発する。ほか、五つのバスターミナルからも帰省用バスが出る。
ジャカルタ特別州のアニス・バスウェダン知事は6日、「バスをはじめ、駅、港、施設など帰省に向けた準備は整った」と話した。
東ジャカルタ区のプログバン・バスターミナルでは4日から、帰省する人やチケットブースに並ぶ人たちで混雑し始めたという。(上村夏美)