夜の摩天楼に囲まれて スナヤン ナイトゴルフ盛況 (2018年05月28日)

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 ホテル・フェアモントやセントラル・スナヤン1・2ビル、モールのプラザ・スナヤンなどが立ち並ぶ、中央ジャカルタのスナヤン・スクエア地区。午後4時を過ぎると、スナヤン・ナショナル・ゴルフ・クラブにLED照明が灯り、新サービス「ナイトゴルフ」の時間が始まる。ライトアップされた摩天楼に囲まれ、退勤後のアフターファイブを楽しむ人でにぎわっている。

 ナイトゴルフは4月28日にサービスを開始。午後4時〜同11時に日中と同じく全18ホールを回る。日中の午前5時〜午後4時の1日平均135人の約半分に当たる、同60人がプレーしており、すでに目標の1日50人を上回った。
 スディルマン・セントラル・ビジネス地区(SCBD)やガンダリア・シティー周辺などからのアクセスも良く、中間上位〜富裕層の30〜45歳の利用が多い。ナイトゴルフは過去にバンテン州タンゲラン市のモデルン・ゴルフや北ジャカルタ区パンタイ・インダ・カプックでもあったが、電気代の高騰と集客力の低下を理由に撤退している。
 1968年に完成した歴史ある同ゴルフ場は、地場系投資会社アンコラ・グループの資本が入って2011〜12年にかけてリノベーションを実施し、現在の広さ32ヘクタールに生まれ変わった。このほど、ナイトゴルフのために韓国のLED照明企業ギガ・テラがLED照明を設置した。投資総額は約300億ルピア。
 同社のLED照明は、2月の韓国・平昌冬季五輪のスキー・ジャンプ場、カーリングセンター、スピードスケートのリンクのほか、米ヤンキースタジアムにも設置されており、同ゴルフ場では60〜70%の省エネ効果のほか、夜でもゴルフボールやコースがはっきり見え、視認性向上に大きな効果をもたらしている。

■アフター5に新提案

 うわさを聞きつけ同僚3人と22日に利用した日系製造会社の駐在員、本郷正貴さん(43)は「午前中に来ることはあったが夜は初めて。雰囲気が違い、涼しいのも良い」と話す。日没前後に目が慣れるまでに少しかかり、照明が当たらない暗部でのショットに緊張したが、「総じてコースは見やすかった。仕事が終わってからでも利用でき、アフターファイブの新しい選択肢になる」と語った。
 担当のフェリサ・ハラハップさんは「妻と子どもが近くのショッピングモールで食事や買い物をしている間に、夫はナイトゴルフ。日焼けしたくない女性にもお勧め。モール以外の選択肢として提案し、楽しく健康になってほしい」と語る。
 同ゴルフ場には日本食レストラン「匠」もあり、家族を残して夜にコースを回るのも安心だ。(中島昭浩、写真も)

ナイトゴルフを楽しむ利用者ら。ホテル・フェアモントやセントラル・スナヤン1・2ビルなどの摩天楼に向かってボールを打ち込むような感覚になるホールもある
ナイトゴルフを楽しむ利用者ら。ホテル・フェアモントやセントラル・スナヤン1・2ビルなどの摩天楼に向かってボールを打ち込むような感覚になるホールもある
スナヤン・レジデンス脇のホール=いずれも22日
スナヤン・レジデンス脇のホール=いずれも22日

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