アパート6棟を建設 ジャバベカ 国営不動産開発と

 不動産開発ジャバベカ・レジデンスと国営不動産開発PPプロペルティの合弁会社PPプロペルティ・ジャバベカ・レジデンは22日、南ジャカルタで、西ジャワ州ブカシ県チカランの複合開発地域「コタ・ジャバベカ」に高層アパートメント6棟から成る「リトル・トーキョー」を建設すると発表した。
 4・6ヘクタールの用地に地上25階建てのアパート6棟(1棟520戸)を建設する。第1フェーズとなるシブヤ・タワーは2018年11〜12月に建設を開始し、21年第4四半期の引き渡しを目指す。投資額は2兆5千億ルピア。東京都新宿区のコクーンタワーなどを手掛けた丹下都市建築設計(本社・東京都港区)がデザイン。低層階と上層階で6棟がつながっており、低層階は日本食レストランなどが入居するショッピングモールとなる予定。
 同開発地域では大学の建設も計画されており、大学生やジャバベカ工業団地周辺で働くインドネシア人や外国人労働者ら中間層以上をターゲットにする。
 シブヤ・タワーは30、40平方メートル(それぞれ1ベッドルーム)、40、55平方メートル(同2ベッドルーム)の4種を用意し、1戸4億6500万ルピアから。7月に販売開始予定。
 ジャバベカ・グループはジャバベカ・ゴルフ&カントリークラブ周辺で商業施設やホテル、病院、大学などを含めた複合開発を進めており、4月にはサービスアパートメント「カワナ・ゴルフ・レジデンス」に着工した。(坂田優菜)

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